日本煙草(香港)有限公司は、日本たばこ産業(JT)の100%子会社として、JTブランド製品を中国、香港、マカオの有税、免税市場へ販売。大切なお客様、従業員、そして社会に対して責任を持ち、JTグループの多様性の活用や継続的な改善、すべてにおける品質の追求を通じて、お客様への期待に応えている。
RPAソリューション「UiPath」で、在庫管理や輸出入申請を省力化。スピード・正確性が劇的に向上し、人材の有効活用が可能に
目次
お客さまインタビュー
「UiPathならKDDI」と言われる、豊富な実績に安心感があった
ロジスティック部門の負担軽減へ向けて、同社が着目したのがRPAだった。
森川様は「RPAについてはメディア報道等で知っていましたが、実際に当社の業務に役立つのか半信半疑でした。しかしテスト結果が素晴らしく、すぐに導入を決断しました」と経緯を語る。
また、KDDIのRPAソリューション「UiPath」を選んだ理由について岸川様は「スモールスタートができることが大きいですね。KDDIは、提案内容もコストも満足できた上、アジアでの「UiPath」導入実績も豊富で安心感がありました」と言う。
General Manager
森川 啓三 様
約1時間かかっていた作業が、
諸作業も入れて20分で可能になった
RPAにより、とくに業務負担が大きかった税関サイトへの情報入力作業を大幅に軽減できた (最大で約75分の入力作業を5分で処理)。
クレア様は「製品情報や船便など、膨大な情報をミスなく入力する必要があり、入力画面をプリントアウトして1項目ずつ照らし合わせて確認するなど、非常に多くの手間と時間を要していました。それが、正確かつスピーディーに自動化でき、心理的な部分も含めてスタッフの負担を軽減できました」と効果を語る。
Manager System Development
クレア・リー 様
業務フローも改善することで、さらに大きな効率化を実現
また、受注伝票に基づいた在庫確認作業や、受注内容のERPシステムへの入力作業もすべてRPAで自動化した。
岸川様は「自動化に際して、紙の書類に手書きしていた在庫管理をエクセル化するなど、昔ながらのやり方を見直しました。こうした変更は一時的に現場の負担になりますが、結果的に業務負担を軽減でき、みんな挑戦して良かったと言っています。新しいことに挑戦する風土の1つの良い事例にできたと思います」と言う。
Senior Manager System Development
岸川 竜彦 様
超過勤務を解消するとともに、
社内リソースの有効活用が可能に
RPAの導入により、ロジスティック部門では約157時間/月の作業時間削減を達成。
クレア様は「社内で比較的残業が多かった部署が、ワークライフバランスをさらにEnjoyできるようになった」と笑顔をみせる。また、業務負担の軽減により、ロジスティック部門では人員を増やさずに新たな業務も行えるようになった。
森川様は「超過勤務の解消とともに社内リソースの有効活用も実現でき、RPAは大きな成功を納めました。今後は、他部署でも導入を進め全社的な業務改革に役に立てないか検討したいと考えている」と新たな挑戦に意欲を燃やす。
※ | 掲載された情報は、取材日当時のものです。 |
日本煙草 (香港) 有限公司
所在地 | 8/F, Tower 2, The Gateway, 25 Canton Road, Tsimshatsui, Kowloon, Hong Kong |
業 種 | 流通・小売 |
従業員規模 | 1名~100名 |
掲載日 | 2019年10月 |
日本煙草(香港)有限公司は、日本たばこ産業(JT)の100%子会社として、JTブランド製品を中国、香港、マカオの有税、免税市場へ販売。大切なお客様、従業員、そして社会に対して責任を持ち、JTグループの多様性の活用や継続的な改善、すべてにおける品質の追求を通じて、お客様への期待に応えている。