今後の横展開を見据え、現行の出荷管理表のフォーマットを汎用的に変更した。
馬場様は「横展開に際して、出荷管理表のエクセルファイルを、他の取引先でも使用できるように、フォーマットを見直しました。こうした変更は、将来的に見れば業務負荷を軽減させてくれるはずです」と言う。
RPAソリューション「UiPath」で、製造部品の発注、在庫、出荷数量管理をリアルタイム化
目次
お客さまインタビュー
KDDIのUiPath導入実績と生産性向上の手段を探していた
自動車の部品販売部門の生産性向上へ向け、着目したのがRPAだった。
西川様は「RPAについてはヒューマンエラーを無くす上、もともと新しいテクノロジーに興味があった。 生産性向上の手段として、KDDIからUiPath導入について説明を受けた時、リアルタイム性が求められる出荷、在庫管理業務の自動化に向いているところを評価した」と経緯を語る。
また、KDDIとUiPathを選んだ理由について西川様は「同様業務の横展開が容易で、グローバルでの「UiPath」導入実績に安心感がありました」と言う。
Divisional Vice President
Automotive Components Sales Division
西川 一美 様
約1時間かかっていた作業が、5分で可能になった
RPAにより、取引先サイトからの情報入力作業が大幅に軽減できた。
馬場様は「これまで膨大な情報をミスなく入力する必要がありチェックに時間を要していましたが、RPAにより正確かつスピーディーに自動化でき、スタッフの負荷軽減ができました。またアメリカでは属人化されやすい業務でもRPA導入により見える化が実現されました」と効果を語る。
Product Development Manager
Automotive Components Sales Division
馬場 和臣 様
今後の横展開も含めて改善することで、
さらに大きな効率化を期待
今後の横展開を見据え、現行の出荷管理表のフォーマットを汎用的に変更した。
馬場様は「横展開に際して、出荷管理表のエクセルファイルを、他の取引先でも使用できるように、フォーマットを見直しました。こうした変更は、将来的に見れば業務負荷を軽減させてくれるはずです」と言う。
勤務過多の解消と、人材の有効活用が可能に
RPAの導入により、部品販売部門では約10時間/月の作業時間削減を実現。 業務負荷の軽減により、人員を増やさずに新たな業務も行えるようになった。
西川様は「単純業務の負荷解消とともに、付加価値の高い業務に人材を集中させることができたため、RPAの効果はあった。 今後は、同様業務の横展開や他部署で導入できないか検討したいと考えている」と引き続きRPAジャーニーを続けていく意向を語る。
※ | 掲載された情報は、取材日当時のものです。 |
Kyocera International Inc.
所在地 | 8611 Balboa Avenue San Diego CA 92123-1580 U.S.A. |
業 種 | 製造 |
従業員規模 | 1,001名以上 |
掲載日 | 2020年10月 |
Kyocera International Inc.は、京セラ株式会社の北米事業として、自動車部品等を北米市場へ販売。お客様に喜んでいただく製品やサービスを提供することをテーマにしています。人の心をベースとする経営から生まれた「京セラフィロソフィ」と「アメーバ経営」の実践により、新たな価値を創造し続けています。